メル友の間柄だっていわばバーチャルの関係みたいなものですよね。
現実世界と繋がってない世界だったらそこはバーチャル世界なのです。
そして、バーチャルの世界だからこそ自我が発揮出来ると勘違いしてしまっているのではないでしょうか。
自我なんていつでも社会性の中で潰されてしまっているものですよね。
社会の中では人は自分として生きている訳ではなくて、人と人との関係によって生きていると言っても言いすぎではありません。
メル友との間柄には、自我が発揮出来るよう、自我が発揮出来るよう求めてしまっているところだってあるかもしれないですよね。
しかし、現実にはメル友の相手は現実世界にいる訳ですし、決してバーチャルと言えるものではありませんよね。
従って、現実世界と同じような人との接し方のルールは必要なのですが、得てして、自分の自我のようなものがついつい発揮されてしまうのもメル友との間柄だったりするのではないでしょうか。
厨二ももう一つの隠された人格なのではないでしょうか。
誰だってきっといくつもの人格があると思いますよ。
結局、社会性に押し潰されようとしているもう一つの人格は誰でももっている訳です。
そして、心の中に留まろうとする自分と行動する自分。
そういう二つのパターンがいつも心の中で葛藤していることってありませんか。
そこにも性格の違うパターンがあるのです。
そして、そういう押し潰された方の性格が、バーチャルの世界で発揮されたい願望を持ち始めるのですね。
まさに、メル友の魅力ってそこにあるのかもしれないですよ。
日常で日の目を見ない性格をそこの場所で披露出来たりする訳です。
しかし、そこにもそれなり注意が必要ですよね。
メル友相手だからと言って底知れぬ自我全部披露してしまっていいのかと言えば、メル友の世界は全然バーチャルの世界ではなく、現実世界に近かったりもする訳です。
相手は現実世界に存在している訳です。
だったら、現実世界のルールやマナーに従うしか方法ない訳です。
しかし、やっぱり、メル友相手には隠された自我が発揮されてしまうものですよね。
それをシャットアウトされてしまったら、もはやメル友の意味もなくなってしまうのではないでしょうか・・・。
自分がこの上ない孤高の人のように芝居してしまう人もいるみたいですね。
別にそのくらいのこと許してあげたらいいんじゃないですか?