まさに私達の出会いは二重に膨れあがったような感じですよね。
それはリアリティーの世界と、バーチャルの世界です。
これって似て非なるものなのでしょうか。いえいえ、非であるけど非常に似ているものなのです。
まずインターネット上には出会い系サイトというものがありますよね。
そして、そこにはアダルトとノンアダルトがあります。
ノンアダルトの場合、メル友オンリーを求めている人だっていることでしょう。
そして、出会い系サイトで知り合い、テレフォンセックスなんていうものもアダルトチックな体験としてある訳です。
更に、ライブチャットというものもあるみたいですよ。
それは別々の場所にいるのに、まるで一つの部屋の中で話ししているようなバーチャル体験なのです。
まあ、この世界でも、現実とは結びつかないいわばバーチャルの世界なのではないでしょうか。(実際には、ここでチャットレディーと知り合い、現実に会うというケースもない訳ではないようですが・・・)
しかし、これらは基本バーチャル世界。一つの部屋にいるように見えても、別々の部屋、北海道と九州ほど離れた場所にいるかもしれないですよね。
非であるけど似ているというのは、そこで、セックスだって本当のセックスしているような気持ちになることが出来るということです。
別々の場所にいてもまるで一つの場所で一つの体験をしているようではありませんか。
だったら、敢えて、北海道の人と九州の人が東京あたりで待ち合わせしてホテルへ・・・なんて必要が全然ないのです。
あなたの今いる部屋がもう既に東京のホテルのようなものなのです。
しかし、やっぱりバーチャルはバーチャル?
本当は、バーチャルであるものを、判っていながらもまるでリアリティーあるからならばこっちでいいやという感じで受け入れてはならないかもしれないですよね。
バーチャルはバーチャルとして理解しながら遊ぶべきなのです。
そうしないと痛い体験することになるかもしれないですよね。
ライブチャットの相手と、バーチャルの世界で永遠の恋人のようにつきあいをしていて、それでいいやと満足していても、相手は急に退会してしまうかもしれないですよね。
その時あなたはどうしますか。
どうしようもないですよね。
彼女はバーチャルだけの世界の人だった訳です。
そして、リアリティーの世界でその女性を再び追いかけようとも、個人情報なんて一切知らなかったりしますよね。
やっぱり、バーチャルの世界はバーチャルのものとして受け入れるべきです。
そうでなければ、なんとかリアリティーの世界へ繋ぐ方法など考えるべきなのではないでしょうか。